製品情報

綛揚げ(Hank Up)/Corn Up

綛揚げかせあげ(Hank Up)

綛揚げかせあげ(Hank Up)とは…

綛揚げとは、英語でHank Up、若しくはHankと呼ばれ、筒状の枠の機械に、糸を巻きつけておき、一定量に達したところでヒビロ(糸がバラけないように留める紐)で留める作業の事をいいます。
ヒビロで留まった糸の束を、綛(かせ)若しくは菅(すが)と呼びます。
この綛揚げの作業は撚糸と付随して発生する作業の一つで、撚糸上がりの作業としては、Corn Upと並行して、ポピュラーな仕上げ形態になります。

綛揚げかせあげ(Hank Up)の取り扱い

弊社で行っている綛揚げは、1.27m(固定)の枠周に伸度の低い糸を巻き付けて行うのが特徴です。
染色後の縮み率が10%以下の商品を扱うのが定番です。
素材としましては、レーヨン、キュプラ(ベンベルグ)等を多く扱っています。
また、デニール的には、150d〜1,500dまで扱った実績があります。

巻き揚げ(Corn Up)

巻き揚げ(Corn Up)とは…

巻き揚げとは、英語でCone Up若しくは、Coneと呼ばれ、撚糸あがりのボビン及びパーンから、各所に出荷しやすい紙管(しかん)に巻き直す工程のことを言います。また、綛を染色した後に、紙管に巻き直す作業のことも同様の呼び方を使います。厳密に言えば、前者は形状から、Cone to Cone。後者は形状から、Hank to Coneと呼びます。また巻き揚げのことを、リワインドと呼ぶこともあります。

巻き揚げ(Corn Up)の取り扱い

弊社で行っている巻き揚げ(リワインド)は、サンキンという名称の機械を使って、6インチの紙管に平行に巻き揚げるのが特徴です。糸速は、それほど速くは無く、200m/rpmが最大値です。糸種、番手によっては、最大値を大きく下回る回転数で回します。素材としては、綿、レーヨン、キュプラ(ベンベルグ)等を多く扱っています。また、デニール的には、100d~1,000dまで扱った実績があります。

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